CRSに興味を持ってくれている皆さんこんにちは!
NHKロボコン2020回路制御班班長funiです。
今日は回路班と呼ばれるものについて説明していこうと思います。
回路班員のCRSでの主な仕事は基板設計&製作、機体の配線、ケーブル製作などです。地味ですね。え?そんなことない?ぶっちゃけいなくてもなんとかなるくない?
と、まあ茶番はおいといて、自分の作った基板が動作するのを見るのはとても楽しいですし、機体の配線やケーブル製作だってロボットの整備性を向上させるためにはとても重要になってくることです。今回のブログでは主な仕事を簡単に紹介させてもらおうと思います!
・基板設計
eagleを使って基板を設計。


boardとschematicという二枚のスケッチがあり、(1枚目がboard、2枚目がschematic)
boardでは基板上のどこにどんなパーツを実装したり、配線したりするかを決めます
schematicでは基板上に作られることになる回路図を決められます。
この図だけでは何もわからないと思いますが、こういう感じでお絵描きしたら基板の元ができると思っといてください。(実際はもっと複雑です)
できたデータを基板を作ってくれる企業に委託して基板の完成です。
・基板製作&検品
半田ごてで基板に実装します。完成した基板の動作確認(マイコン書き込みや電源、導通等)して、動けば基板の完成。
・配線&ケーブル製作
リポバッテリーから各種基板への間を繋いだり、センサー類と基板の間をつなぐためのケーブルを作ったり長さや固定方法を考えたりするパート。整備性的にはそこそこ重要だと思う。数回前の記事に写ってる機体たちのケーブルとか配線が参考例。
主な作業としてはこんな感じです。実際に体験してもらわないと伝わらないねこれ。
電子工作に興味があれば是非回路班に。実物に触りながら基板設計のあれこれを一緒に学びましょう。
次回の更新では制御班について解説します。